代表あいさつ 渡辺洋美

B-plus(ビープラス)2023年11月号に掲載

B-plus(ビープラス)2023年11月号に掲載

私は北海道で保育士の仕事に従事する中、結婚と子育てを経験した後、小学生からの夢であった障害者支援施設で働くようになりました。もっと本格的に障害者の支援をしたいと考え、38歳の頃に家族と一緒に大阪に移住し、通信大学で社会福祉士を学び、そののち公認心理士、ケアマネージャーなどを学びながら高齢介護や障害福祉の仕事に就きました。

夫が脳内出血で倒れ、重度障害者となったのがきっかけで、障害福祉の重要性を強く感じるようになりました。その後、勤めた高齢者介護施設の施設長から運営やマネジメントなどを学び、弊社を2018年7月に起ち上げました。

障害を持つ一人ひとりへの手厚い支援に重きを置く、共同生活を送るグループホームの運営を大東市と東大阪市の4ヶ所で運営しています。また、ケアサポート椿という、障害を持つ方やそのご家族からの介護や生活に対する相談支援も行っています。

この度、重度障害の方を対象とした重度訪問介護や居宅介護、外出や日常生活を援助する外出支援などの事業を2024年6月からスタートします。

生活を支援する中で、食器洗いや洗濯、部屋の片づけなど、利用者様ができることは自分で行っていただき、何か一つできることで自信につながります。この方針は社員たちとも共有し、利用者様が自主性を大事にし、自信を持って暮らせる支援を心がけています。

より良い支援を行うため、社員には福祉に関する資格を積極的に取得してもらうため、資格手当を手厚く支給するなど、社員が成長するためのサポートも行っています。

今後も障害を持つ方々が暮らしやすく、やりがいをもって生活できる社会を実現するために、ゆくゆくは就労継続支援B型のサービスも提供したいと考えています。日常生活を支えるだけでなく、障害を持つ方が楽しく働ける環境づくりにも力を入れることで、障害を持つ方が幸せに暮らせるよう、これからも活動を続けてまいります。